■ はじめに
「老後2000万円問題」という言葉が話題になりましたが、実は独身者の場合は必要な老後資金が大きく変わります。
扶養家族がいないからこそ、すべて自分で備える必要がある——
これが独身者の老後資金の特徴です。
今回は、独身者が老後にどれくらいのお金を準備すべきなのか、FPとしてわかりやすく解説します。
■ 独身者に必要な老後資金の目安
総務省の家計調査によると、単身高齢者の生活費の平均はおおよそ 月14~16万円前後。
一方で、年金収入は平均で 月10万円前後 と言われています。
つまり、
月4〜6万円ほどの不足が発生
→ 年間約50万円
→ 20年間で約1,000万円の赤字
もし趣味や旅行、安心できる予備費も考えると、1,500万円〜2,000万円を目安にしたいところです。
■ 独身に老後資金が多めに必要になる理由
独身者が備えておきたいリスクは次のとおりです。
- 生活費はすべて一人で負担する
- 介護が必要になったら外注費がかかる
- 病気・事故時に頼れる同行者がいない
- 住まいの確保が課題(賃貸更新問題など)
つまり、「困った時に誰に頼れるか」が老後資金に影響します。
■ 老後資金を準備する方法
独身者だからこそ、 自動で貯まる仕組み を使うのがポイントです。
| 項目 | 内容 | メリット |
|---|---|---|
| 新NISA | 積立運用で増やす | 長期で資産形成しやすい |
| iDeCo | 年金を自分で作る | 節税効果が大きい |
| 投資信託 | 少額から始められる | 分散投資がしやすい |
| 医療・介護保険 | 不確実なリスクに備える | 大きな出費に対応 |
できる範囲からでも、早めにスタートすることで安心につながります。
老後資金づくりを始めるなら、まずは 新NISAに対応した証券口座 を選ぶことが大切です。
独身者が使いやすい証券口座を、FP目線で比較しました。
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■ 老後資金準備のチェックリスト
- 年金の見込額を確認したことがある
- 家計管理を見直している
- 積立投資をしている
- 過剰な保険に入っていない
1つでも不安があれば、今が見直すタイミングです。
■ まとめ
独身者の老後資金は「2000万円」という単純な数字では語れません。
あなたのライフスタイル、働き方、住まいによって必要額は変わります。
でも、将来が不安なら——
今日の小さな一歩が、未来の大きな安心につながります。
まずは、
✔ 年金の見込額を確認
✔ 積立設定をひとつ始める
この2つから始めてみましょう。
とは言っても、将来のことは予測がつかないことだらけです。
そこで、FPへの相談もおすすめします。お金に関する専門家への相談で将来の資金計画を立てることができ、不安も解消することができるでしょう。
